●アスペルガー症候群とは

 アスペルガー症候群とは、自閉症の一つのタイプで,LD(学習障害)や知的障害と同じ発達障害というグループに属しています。

 「知的障害がない自閉症」とされ、認知や言語発達など、知的に遅れのある人はほとんどおらず、「高機能自閉症」とも言われています。

 アスペルガー症候群の病状は、「社会性」「コミュニケーション」「想像力」の3つの特徴を持ちます。

 「社会性」とは、他の人と一緒にいるときに、どのように振る舞うべきかと、ということです。

 「コミュニケーション」とは、自分の思っていることをどう相手に伝えるか、相手の言いたいことをどう理解するか、ということです。

 「想像力」とは、ふり遊びや、見立て遊び、こだわりと関係し、この子供は、想像力が欠如しているために、想像力の必要な「自分が○○だったら」というような「ふり遊び」の少なさ、融通の利かなさ、に現れ、コレクションや反復的行動、融通のきかなさとして現れます。

 上記のようなことから、アスペルガーの人は高い知能と社交能力の低さを併せ持つと考える人もいます。

 当初はまれな障害とみられていましたが、最近の研究では,200〜300人に1人の割合で存在するらしいということがわかってきています。

 原因は親の育て方などではなく、出産時や出生後など早い時期に、何らかの理由で脳の一部に障害が生じたのだろうと考えられています。

 「アルバート・アインシュタイン」や「トーマス・エジソン」「ビル・ゲイツ」「織田信長 」もアスペルガー症候群であったと言われています。



アスペルガー症候群は「知的障害のない自閉症」といわれます。


一般的に知的障害と健常者の知能指数のボーダーは70〜85とされ、70以下が知的障害者に分類されます。アスペルガー症候群の場合は知能指数は85以上、そして自閉症の度合いは中度から高度となっています。


アスペルガー症候群は、言葉に遅れがない分むしろ知的障害のある自閉症(カナー症候群)に比べて周りの理解度は低く、2006年4月に施行された障害者自立支援法により、知的障害がある場合と同様に障害者手帳が交付されるようになったものの、未だ社会的認知は低く支援体制が整っているとはいえない状況です。


アスペルガー症候群だからといって、普通の日常生活を送れないというわけではなく、ごく普通に生活している人や、むしろ社会に貢献して活躍している人さえいます。


アスペルガー症候群の患者の特徴のひとつである、興味のある対象に対する並外れた集中力と記憶力によって、その分野の知識量は生半可なものではなく、13歳の患者がその専門分野の大学教授並に知識をもつことさえあります。


アスペルガー症候群の特徴を、以下いくつかあげてみます。


・社交性に欠ける

アスペルガー症候群の患者は、他人の表情やしぐさから感情を読み取ることが苦手です。普通に大抵の人が理解できるものが読み取れないのです。同時に自分の感情もまた顔やしぐさで表現することも苦手です。


・人嫌いなわけではない

アスペルガー症候群の患者は、社交性に欠け一人でいる場合も多いですが、人嫌いなわけではありません。中には、人懐こく振舞う人もいます。自分の感情を表情等で表現するのが苦手なゆえに、人といても嬉しくないように見える場合があります。また、一対一でなら人と関わることができるのに、たくさんの人と同時に関わることができない患者も多くいます。


・音に敏感

アスペルガー症候群の患者は、個人差はありますが音に敏感です。ちょっとした物音に過剰に反応することがあります。聴覚の過敏は、自閉症に伴って非常によく見られるものです。成長と共に穏やかになっていくこともあります。


アスペルガー症候群の特徴はまだありますが、アスペルガー症候群の患者は、一見普通に見えながら、社会生活を営んでいくのに不可欠の「対人関係」において、非常に困難を感じているというのを、周囲は理解する必要があります。

この記事へのコメント
先月の午後6時台の報道番組をTVで見たときの
「記憶の怨念化」
という言葉が気になっていたので、
検索エンジン(YAHOO!BB)で検索してみたのですが、この言葉を使用しているのはここのブログだけでした。
常時数万人がアクセスしている2ちゃんねるにおいても、その他の掲示板でも出ておらず、
テレビで報道(全国放送されたかどうかは不明ですが)されていたのにもかかわらず、
ネット上で議論しているのはこちらだけですね。
いままで他人のブログにコメントをしたことはない私が
ここにコメントを書く気になったのはそのためであります。

その報道番組では広汎性発達障害と大阪の浪速区で起った姉妹殺人放火事件とを
関連させた内容であったと思いますが、
スタジオ中央のディスプレイにでかでかと
「記憶の怨念化」という文字が写っており、
その前で番組の司会者と担当記者の方が
「ADHDの人は空気が読めない」
「その場の雰囲気をぶちこわす発言をする」
といった、やや品格に欠ける発言をされていたのが気にかかりました。

広汎性発達障害 = 犯罪者

という印象を受けかねない内容で、
番組の姿勢と構成に問題があると思います。
この容疑者を死刑にするための世論誘導のようにも思われました。

この事件については、ただ単に犯人が金を持っていなかったことが原因だと考えています。
山地悠紀夫は少年院を出所後、住居も所持金もない状態であったといい、
もし山地悠紀夫被告が1億円くらい持っていれば、事件を起こすことは永久になかったでしょう。
いずれ機会があれば手紙等の差し入れに出かけようと思っております。

メディアハラスメントが酷くなる一方の世の中ですね、つくづくそう感じます。

部落差別に代わる、新しい差別問題にならないか心配しております。

自分は、大阪教育大学附属池田小学校児童殺傷事件の被告であった、
宅間守元死刑囚も広汎性発達障害であったと確信しています。
が、どういうわけかそういった話は新聞、テレビなどで大きく報道されていませんね。
広汎性発達障害についていわれ始めたのはこの事件の前後からだったと思います。
Posted by めそ at 2006年10月15日 00:36
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